宗教講座「創造への道」

本学の建学の理念を支えるキリスト教的人間観・霊性を学び直す場として、本学のカトリック教育センターが中心となって開かれる講座です。単なる教養の提供にとどまらず、生涯にわたる自己の内的形成への支援や、心豊かな次代の人間を育てるための人間観・生命観の学習にも力を注いでいきます。

誰かのために
    今できること...
           
イエスは
「わたしの父は今も働いておられるから、わたしもまた働く」
「父が…いのちをお与えになるように、 子もまた…いのちを与える」
と言われました(ヨハネ福音書5・17,21)。

現代の日本でいちばん必要なことは、このイエスのもたらした新しい創造、新しいいのちの経験です。
イエスが教会に委ねた使命を、私たちの一人ひとりが自分のこととして引き受け、自分の周りから始めることが必要です。
そのためには、イエスの中にあった神のいのちをしっかりといただき直して、現代の日本に証しすることが不可欠でしょう。

白百合女子大学の設立母体である シャルトル聖パウロ修道女会のモットーは、 「すべての人にすべてとなった」(Ⅰコリント9・22)という聖パウロの精神です。この精神に従い、また先のイエスの言葉に信頼し、「誰かのために今できること」 のひとつとして、キリスト教的視点に基づく講座を開講しております。

教会関係者を始め、広くたくさんの皆様がご参加くださいますことを心よりお待ち申し上げております。

実施概要

対象

講座に関心を持つすべての方。どなたでも受講できます。

時間

14:00~15:30

受講料

当日1回のみ  1,000円 
※ 受講料の納入は、受講当日会場受付にて承ります。

会場

白百合女子大学 11号館3階 クララホール
※ 当日は東門よりご入構ください。
※ 本学キャンパスでの対面形式での実施です。
※ 講座の写真・動画撮影、録音は禁止とさせていただきます。
※ お越しの際には、お車でのご来場はご遠慮ください。
※ 学内の食堂・売店は閉まっているため、ご利用いただけません。
※ 各自体温の調整ができるよう必要に応じて上着やひざ掛けなどご持参ください。

申込方法

[事前申込制・先着順]

①各回、講座ごとに、一覧内の申込フォームボタンからお申し込みください。
②お申込みフォームへ移動します。(お名前・電話番号・メールアドレス等をご入力ください)
※ 定員に達した時点で申し込みを終了いたします。
※ 当日スタッフが会場の様子を個人を特定できない範囲で撮影させていただき、本学HPや広報活動に使用させていただく場合がございます。予めご了承ください。
※ 講座の延期や中止、内容の変更等が生じる場合がございます。最新情報は、本学ホームページに掲載いたしますので、ご確認ください。

2025年度 開講講座

年間テーマ「暗闇の中の光」

暗闇の先に、暗闇と共にー旧約・新約を貫くメッセージ
内容 キリスト教の伝統において、聖書の物語は神学や教義を支える思想的源泉資料であると同時に、市井を生きる無数の無名の人々の日々を照らすものでもあり続けてきました。旧約聖書と新約聖書を通じて展開される救い主誕生までの出来事、クリスマス物語を追いながら、暗闇を照らすものとしての聖書物語を味わってみましょう。※本講座は2名の担当者による対談を含みます。
日程 2025年5月10日(土)
講師
shukyo01.jpg

海老原 晴香(本学カトリック教育センター准教授)

shukyo02.jpg

中村 真希(日本聖公会東京教区執事、東京聖十字教会牧師補)

申込方法
申込期間 申込受付中
天地創造物語が私たちに語りかけるメッセージ
内容 「光あれ」という呼びかけは、聖書の最初に記された神のことばです(創世記1章2節)。創世記冒頭の天地創造物語(1章1節~2章4節a)は、この光に代表される全宇宙の秩序を整然と作り上げた神の業について語ります。本講座では、聖書の天地創造物語の文学的・思想的な特徴を分析し、その現代的意義について学びます。
日程 2025年6月7日(土)
講師
shukyo03.jpg

久保 文彦(本学カトリック教育センター非常勤講師)

申込方法 ※ 申込開始まで今しばらくお待ちください。
申込期間 2025年5月14日(水)10:00~
「暗闇」の中に「光」が見出されることの意味を探る
内容 「闇の中に光を見た」といえるような経験として、あなたはどんな経験をお持ちでしょうか? 参加者と講師の経験ないしは伝聞を分かちあうことから始めて、聖書のいくつかの関係箇所を玩味し、また「光」に関する歴史上の思想を少しばかり参照することによって、私たちが「暗闇」の中で「光」を見出すことの意味を探りたいと思います。
日程 2025年7月12日(土)
講師
shukyo04.jpg

石井 雅之 (本学カトリック教育センター教授)

申込方法 ※ 申込開始まで今しばらくお待ちください。
申込期間 2025年6月11日(水)10:00~
苦しむ神、よみがえる神
内容 世界の諸宗教には「苦しむ神」があり、さらに「苦しむ神、よみがえる神」さえ存在します。「暗闇の中の光」ともいうべき神々を訪ねて、遠藤周作『深い河』より女神チャームンダー、中世日本神話の「熊野の本地」物語、第二イザヤ書の「苦難の僕」、そしてイエスの「死と復活」について取り上げたいと思います。
日程 2025年11月8日(土)
講師
shukyo05.jpg

髙山 貞美(聖心布教会司祭、白百合女子大学前学長、上智大学名誉教授)

申込方法 ※ 申込開始まで今しばらくお待ちください。
申込期間 2025年10月初旬予定
「暗夜」の思想とクリスマスの神秘
内容 十字架の聖ヨハネは、人間の魂が神との一致に至る過程を「暗夜」に喩えました。私たちの人生は暗闇を照らすひとすじの光に導かれています。降誕祭を前に「言のうちに命があった。命は人間を照らす光であった。光は暗闇の中で輝いている。」(ヨハネ1:4-5)という聖句の意味について共に考えてみたいと思います。
日程 2025年12月6日(土)
講師
shukyo06.jpg

釘宮 明美(カトリック教育センター教授)

申込方法 ※ 申込開始まで今しばらくお待ちください。
申込期間 2025年11月12日(水)~

同時期に『公開講座』も開講しています。詳細等こちらをご覧ください。

お問い合わせ

〒182-8525 東京都調布市緑ヶ丘1-25
白百合女子大学 社会連携センター
電話 03-3326-6877      
メールアドレス renkei@shirayuri.ac.jp

TOPへ戻る
HOME
入試情報
白百合について
教育・研究
キャリア支援
キャンパスライフ
社会貢献