オオツカ ヒデハル
大塚 秀治 教授(基礎教育センター)
専門分野
情報ネットワーク
自己紹介・学生へのメッセージ
2024年に基礎教育センターの専任教員として着任しました。情報ネットワークの構築や運用、データ分析などが専門で、現在は主に資格試験対策の授業を担当しています。授業でないときでも、大学にいるときには質問や相談に応じることができます。疑問があればまずメールでコンタクトして相談してください。
私は、院生まで専門が実験心理学でした。学部生時代がちょうどパソコン(当時はまだマイコンと呼ばれるレベルだった)やネットワークの黎明期で、高価でしたがなんとかコンピュータを手に入れて夢中で使用しました。当時はまだ、それが仕事に繋がるとは意識していませんでしたが、若かったのだろとう思います。寝食を忘れてプログラムを作り、実験や数値計算に活用しました。パソコンで制御することで、それまで実施不可能だった実験も可能になりました。その後紆余曲折はありますが、その時の経験で情報教育やネットワークの運用の道へ進むことになりました。ですから、とても運のよい時期に学生時代を過ごしたのだと思います。ところで、現在もICTの分野ではそのような転換を迎えつつあります。AIの分野とりわけ生成AIの分野はまさに黎明期といっていいでしょう。そのような時だからこそ、学生の皆さんには自分の専門を極め、夢中になれるものを見つけ、そしてデータサイエンスのスキルを身に着け、本学の卒業生として社会に貢献できる人材になってもらえればと思います。
担当科目 |
コンピュータ概論、情報ネットワークとセキュリティ、データ分析演習、IT実務演習、ICTベーシック、はじめてのデータサイエンス
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担当科目の内容 | ◇コンピュータ概論◇ 情報科学の基礎をコンピュータ教室で実習を含めて学びます。 ◇情報ネットワークとセキュリティ◇ 情報ネットワークの基礎とセキュリティを実際のネットワークを操作しながら学習します。国家試験「情報セキュリティマネジメント」の受験対策を含みます。 ◇データ分析演習◇ Excelを使ったデータ分析とMOS-Excel対策演習を行います。 ◇IT実務演習◇ ICTの基礎を学び、国家試験「ITパスポート」の試験対策を行います。 |
業績 |
【書籍】
【発表】
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経歴 |
【経歴】
1983年 駒沢大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士課程(単位取得退学)。1981年在学中より駒沢大学マスコミュニケーション研究所兼任講師。1984年よりマイクロシステムズ㈱、雑誌インフォメーション編集部、ASCII出版UNIXマガジン編集部を経て1988年より一橋大学情報処理センター助手。大学間ネットワークJAINの運用に参画。1992年より麗澤大学国際経済学部講師。1996年助教授,2003年教授。この間、私立大学情報教育協会委員として大学ネットワークの運用教育に参加。アカデミックネットワークTRAIN, A-TRAINに参画、JAPET委員、地域教育ネットワークKIUの構築と運用などを行う。学内では情報システムセンター長、情報教育副センタ—長などを歴任。2019年同大退職。2020年名誉教授。千葉県私立学校教育功労賞,柏市教育功労賞(団体)を受賞。2022年より白百合女子大学非常勤講師。2024年より現職。情報処理学会シニア会員。NPO法人日本はんだ付け協会正会員。 【資格】 第1種情報処理技術者、LPIC、IC3、MOS、ビジネス統計スペシャリスト、工事担任者AI・DD総合種、第二種電気工事技士、情報通信エンジニアなど多数 |