児童文化研究センター

研究論文集

児童文化研究センターでは、1996年度より、研究論文集を年に1回発行しています。
(現在、頒布はしておりません。白百合女子大学学術機関リポジトリにて最新号より公開しております)

最新号 『児童文化研究センター研究論文集27』

『児童文化研究センター研究論文集27』表紙画像『児童文化研究センター研究論文集27』
(2024年3月発行)








特別寄稿


小林将輝
矢崎源九郎の業績とその特徴
—デジタル化された資料の調査をもとに—

寄稿

小波日記研究会
巖谷小波日記 翻刻と註釈—明治三十九年(一月~四月)—

浅岡靖央
内務省「児童読物改善ニ関スル指示要綱」をめぐって
—佐伯郁郎旧蔵資料によるテキストの確定—

尾崎るみ
B. H. チェンバレン『ローマ字日本語読本』研究
—ちりめん本『欧文日本昔噺』シリーズ『松山鏡』および『因幡の白兎』との関連を中心に—

生駒幸子
戦後占領期の入札制度により翻訳出版された絵本
—どのように「絵の翻訳」をしたのか—

菊地浩平
初期テレビ論としての人形劇—結城座と『テレビ天助漫遊記』

論文

安達愛
〈小市民〉シリーズにおける「成長」の描かれ方

小林夏美
「透きとおった糸」のなす歓待の要求
—1990年代的YA文学としての『透きとおった糸をのばして』—

阿部泉
光と影のタペストリー—『ねずみの騎士 デスペローの物語』—

研究ノート

マリア・エレナ・ティシ 柗村裕子
イタリア語版ちりめん本について

『児童文化研究センター研究論文集26』

『児童文化研究センター研究論文集26』
(2023年3月発行) 


特別寄稿

沼辺信一
光吉夏弥旧蔵のロシア絵本について
【附録】白百合女子大学児童文化研究センター所蔵 光吉文庫 光吉夏弥旧蔵ロシア絵本リスト

寄稿

小波日記研究会
巖谷小波日記 翻刻と註釈 ー明治三十八年(九月~十二月)—

尾崎るみ
カール・フローレンツと長谷川武次郎 —ちりめん本による日本詩歌の海外発信

論文

髙原佳江
「絵本をもとにした遊びのアイデアマップ」で学ぶ保育活動の考案と保育の総合性

沼本知自
安房直子「さんしょっ子」研究 —認知言語学における事態把握を用いた分析

講演録

小澤俊夫
昔話の扉をひらく
 

『児童文化研究センター研究論文集25』

『児童文化研究センター研究論文集25』
(2022年3月発行)


寄稿

小波日記研究会
巌谷小波日記 翻刻と注釈ー手帳(明治三十八年十月)—

尾崎るみ
長谷川武次郎のちりめん本出版活動の展開
—『欧文日本昔噺』シリーズが20冊に達するまで

論文

安達愛
新庄節美作品に描かれる「探偵」の意義

三池洋江
Harry Potterシリーズにおける笑い—The Durseleysの場合—

三井彩愛
幼年文学が子どもにもたらす幸福感—「ほうれんそうマン」シリーズの分析から—

研究ノート

遠藤知恵子
光吉夏弥の「コンティニュイティ」に関する考察

『児童文化研究センター研究論文集24』

『児童文化研究センター研究論文集24』
(2021年3月発行)

寄稿

尾崎るみ
弘文社のちりめん本『欧文日本昔噺』シリーズの形成と『西洋昔噺』シリーズの開始

論文

鈴木宏枝
太平洋戦争下の翻訳児童文学への「児童読物改善ニ関スル指示要綱」の影響
The Chinese Ink Stick (1929)と『支那の墨』(1942)を手がかりにー

金子真奈美
Monsterの文学的機能ーA Monster Callsにおけるパラドキシカルな救済

山越夢子

連想の連鎖と比喩の実現の暗示—安房直子作「だれにも見えないベランダ」の分析—

研究ノート

宇佐美奈麻子
片山令子の詩を読みとくー詩のモチーフと身体との重なりー

『児童文化研究センター研究論文集23』

『児童文化研究センター研究論文集23』
(2020年3月発行)

寄稿

小波日記研究会
巌谷小波日記 翻刻と注釈ー明治三十八年(五月~八月)—

西村醇子
Jessica's First PrayerJessica's Motherを「祈り」から読む

尾崎るみ
弘文社のちりめん本『欧文日本昔噺』シリーズ誕生の背景—長谷川武次郎・デイビッド・タムソン・小林永濯の協働

論文

劉冠玟

『西の魔女が死んだ』世界の再考ー本編と短編作品群を中心にー

若谷苑子

Doctor Dolittleと「ペット」の関係ーThe Story of Doctor Dolittleを中心にー

三池洋江

Voldemortの呼び名から見る「ハリー・ポッター」シリーズ

山越夢子

隠された「イメージ」のシステム-安房直子作「雪窓」の分析-

沼本知自
「赤いろうそくと人魚」と「宿題ひきうけ株式会社」における事態把握を用いた比較分析

研究ノート

遠藤知恵子
「童画」というジャンルの問い直しに向けてー初山滋の絵とサインの変遷を通してー

講演録

ハンス=イェルク・ウター 翻訳:間宮史子
ラプンツェルのすがた-「ラプンツェル」メルヒェンの解釈と意味-

 『児童文化研究センター研究論文集22』

『児童文化研究センター研究論文集22』
(2019年3月発行)

寄稿

小波日記研究会
巌谷小波日記 翻刻と注釈ー明治三十八年(一月~四月)—

生駒幸子
絵本翻訳の変遷についての考察ー光吉夏弥の絵本翻訳の独自性

浅岡靖央
1930年代初頭のプロレタリア運動における紙芝居

論文

鈴木宏枝
ディズニーの長編アニメ映画における王国ーFrozenのアレンデルを中心にー

遠藤知恵子
「童画」草創期における武井武雄による挿絵論に関する考察

髙原佳江
絵本を読むという行為の記述の試み(その2)—『あめふり』と『ゆかいな かえる』を例としてー

半田涼太
The Huntedにおける「子供」の諸相ー「子供」と「「子供」像」の関係性についてー

若谷苑子
Mowgli物語における動物と人間の差異ーMowgliを呼ぶ名称からの一考察ー

三池洋江
「ハリー・ポッター」シリーズにおける笑いーFredとGeorgeの場合ー

髙塚明恵
戦時下における児童向け紙芝居制作についての一考察ー紙芝居『だるま船』を事例として

研究ノート

伊藤敬佑
フランス思春期文学に対する規制と批判の変遷ー「検閲と自己検閲」議論の背景の読み解きー

講演録

神宮輝夫
戦後のお話ひとつ

澤田精一
光吉夏弥ーその生涯と時代

 

『児童文化研究センター研究論文集21』

『児童文化研究センター研究論文集21』
(2018年3月発行)

寄稿

小波日記研究会
巌谷小波日記 翻刻と注釈 —明治三十七年(十月~十二月)—

西村醇子
ダイアナ・ウィン・ジョーンズの『トニーノの歌う魔法』と間テクスト性

論文

髙原佳江
絵本を読むという行為の記述の試み —『おおきなかぶ』と『サルビルサ』を例として—

半田涼太
The Chronicles of Narnia における年齢観、「子供」観、「大人」観について —第四巻から第七巻まで—

若谷苑子
英語を話し人間社会で生きるクマ —A Bear Called Paddington における Paddingtonの位置づけ—

山越夢子
混在する意味と感情の描写方法 —安房直子作『天の鹿』の分析—

研究ノート

佐々木裕里子
The Incredible Adventures of Professor Branestawm の初出に関する報告

伊藤敬佑
「和解した現在」を描くことの危険性 —アルジェリア戦争を語るフランス児童文学の検討—

講演録

土田知則
La Petit Prince —星と砂漠の思考—

猪熊葉子
旅だちの前にひとこと

『児童文化研究センター研究論文集20』

『児童文化研究センター研究論文集20』
(2017年3月発行)

特別寄稿

宮本大人
薄れてゆく輪郭 —児童読物統制下における子供向け物語漫画の「絵物語」化について—

寄稿

小波日記研究会
巖谷小波日記 翻刻と注釈 —明治三十七年(七月~九月)—

論文

柗村裕子
スウェーデンの昔話「召使いラッセ」 —原語から日本語訳への経路

遠藤知恵子
戦時下における武井武雄の作品制作 —「赤ノッポ青ノッポ」の制作動機とその表現について—

小林夏美
対抗的生存戦略の先で切りひらかれる生 —梨屋アリエ『スリースターズ』における三つの在り方の相違から—

半田涼太
The Chronicles of Narnia における年齢観、「子供」観、「大人」観について —第一巻から第三巻まで—

若谷苑子
人間と動物の狭間の存在 —The Tale of Mrs. Tiggy-Winkle におけるティギー・ウィンクルとルーシー—

研究ノート

伊藤敬佑
21世紀のフランス思春期文学の実情と傾向

『児童文化研究センター研究論文集19』

 『児童文化研究センター研究論文集19』
(2016年3月発行)

寄稿

浅岡靖央
松永健哉と紙芝居『人生案内』

論文

半田涼太
Aslan 像再考 —The Lion, the Witch and the Wardrobe における Aslan の分析を通じて—
 

『児童文化研究センター研究論文集18』

『児童文化研究センター研究論文集18』
(2015年3月発行)

論文

八代華子
The Wind in the Willows における牧歌の特性

岸野あき恵
Vocalizing the Characters: Study of the Japanese Translation and Film Adaptation of Howl's Moving Castle

伊藤敬佑
1980年代、1990年代フランスにおける思春期文学観 —「鏡小説」と「通過儀礼小説」—

髙原佳江
1953~72年の日本における絵本受容

石元みさと
江國香織『綿菓子』からみる食描写を中心にした多様な読みの可能性

小林夏美
「癒し」に刻まれたミソジニー —梨木香歩『西の魔女が死んだ』における「魔女修行」の意味—

『児童文化研究センター研究論文集17』

『児童文化研究センター研究論文集17』(2014年3月発行)『児童文化研究センター研究論文集17』
(2014年3月発行)

論文

岸野あき恵
『ハウルの動く城』における原作の精神とは —宮崎駿監督が目指したもの

伊藤敬佑
1970年代フランスにおける思春期観・思春期文学観 —出版理念と批評言説の比較対照を通じて—

蕭伊芬
日本YA文学と「青春」のかかわり —日本YA文学のルーツを考える—

研究ノート

髙原佳江
絵本の〈場〉の発生と展開 —戦後日本の図書館施設を中心に

講演録

キンバリー・レイノルズ博士(ニューカッスル大学教授)
私の来し方 —児童文学研究において、キャリアを築くということ

『児童文化研究センター研究論文集16』

『児童文化研究センター研究論文集16』『児童文化研究センター研究論文集16』

(2013年3月発行)

寄稿

小波日記研究会
巌谷小波日記 翻刻と注釈 —明治三十七年(四月~六月)—

生駒幸子
光吉夏弥の絵本翻訳 —絵本翻訳における“右開きタテ組み”をめぐって—

論文

八代華子
Pastoral Aspects in Texts for Children: Eleanor Farjeon's Martin Pippin Books

陳筱燕
アンデルセンと絵画 —言語と美術の融合がもたらす新天地—

志村裕子
絵本の絵における「遠近法」表現をどう読むか —理論的構築に向けた試論—

谷村知子
「ぼく」によって語られる普遍性 —一人称で書かれた いとうひろし「おさるの本」から—

安達愛
現代児童文学のマンガ化から探る物語受容の変化

講演録

ウィリー・ヴァンドゥワラ氏(ルーヴァン・カトリック大学教授)
日本におけるメーテルリンク文学の受容 —『青い鳥』を中心に
 

『児童文化研究センター研究論文集15』

『児童文化研究センター研究論文集15』『児童文化研究センター研究論文集15』
(2012年3月発行)

寄稿

間宮史子
「腕利き4人兄弟」のテクスト変遷 —『グリム童話集』『グリム童話選集』のテクスト分析—

小波日記研究会
巌谷小波日記 翻刻と注釈 —明治三十七年(一月~三月)—

論文

浅木尚実
幼児のごっこ遊びの展開と絵本 ~『ちいさいしょうぼうじどうしゃ』の「対称的直接法」と「スクリプト機能」~

酒井志麻
ジェラルディン・マコックラン The White Darkness における閉じられた空間について

陳筱燕
アンデルセンの『オットー・シンクに捧げた画帳』にみられる絵の擬人化表現とその効用

研究ノート

志村裕子
子どもの絵における詩的な表現についての一考察

陳瀅如
「注文の多い料理店」の絵本化に見る異本作業
 

『児童文化研究センター研究論文集14』

『児童文化研究センター研究論文集14』『児童文化研究センター研究論文集14』
(2011年3月発行)

寄稿

小波日記研究会
巌谷小波資料翻刻 —「伯林日記」(明治三十四年)後半部(7月~12月)—

論文

河村真奈
Sylvie and Bruno における「語り手」の役割

陳筱燕
アンデルセン童話以前にみる無生物の〈擬人行為〉 —イソップ寓話にみる無生物の〈擬人行為〉を手掛かりに

倉田恵理子
アーシュラ・K・ル=グウィンの動物観と、手を取り合う<他者> —絵本作品を手がかりに—

伊藤敬佑
Des cornichons au chocolat における権威の解明 —物語構造による二重の読みを手掛かりとして—

研究ノート

芝崎こと恵
少女と血 —現代少女小説における初潮・月経の描かれ方

寺田綾
日本古代の排泄観念と樋洗童に関する一考察

志村裕子
子どもの描く絵の中の物語についての質的考察 —再現物語からフィクションへ—

陳瀅如
台湾における「銀河鉄道の夜」の異本作業 —宮澤賢治童話の海外受容の一環として—

『児童文化研究センター研究論文集13』

『児童文化研究センター研究論文集13』『児童文化研究センター研究論文集13』
(2010年3月発行)

寄稿

小波日記研究会
巌谷小波資料翻刻 —「伯林日記」(明治三十四年)前半部(1月~6月)—

論文

山本麻里耶
ケネス・グレアムの「ものぐさドラゴン」におけるキャラクターのイメージ反転

金子真奈美
ことばという魔法 —〈ハリー・ポッター〉シリーズにおける呪文の力—

陳筱燕
アンデルセン童話における想像の飛翔 —道具と無生物の擬人化をめぐって

遠藤知恵子
武井武雄と「童画」の位相 関東大震災と童画、童画と図案

伊藤敬佑
vacances 物語の変遷 —自然探訪から楽しみ創出へ—

研究ノート

佐々木裕里子
Joy Street 研究ノート

朴鐘振
宮沢賢治の近代意識に関する考察 —文語詩「〔いたつきてゆめみなやみし〕」を中心に—

『児童文化研究センター研究論文集12』

『児童文化研究センター研究論文集12』『児童文化研究センター研究論文集12』
(2009年3月発行)

寄稿

小波日記研究会
巌谷小波資料翻刻 —「伯林日記」(明治三十三年)後半部・日記(11.5~12.31)—

西村醇子
『ウィロビー・チェイスのオオカミ』の読み方 —語りなおされる旅—

論文

八代華子
ヒュー・ウォルポール『ジェレミー』(Jeremy)における物語化(ロマンス)について

沢崎友美
「自己物語論」の視点から児童文学を読む —〈読みかえの物語〉としての『西の魔女が死んだ』を中心に—

朴鍾振
宮沢賢治童話における子どものイメージ —「水仙月の四日」における「童子」と「子供」を中心に

金子真奈美
女性ヒーロー前夜 —人形に見るヒロイズム—

河村真奈
Automated Alice に見る Alice と dream vision

研究ノート

佐々木美和
別役実の童話(メルヘン)に関する 一考察 —「探偵X氏」について

芝崎こと恵
「ゴシック&ロリータのアイコン」としての嶽本野ばら

陳筱燕
『リボンの騎士』における重層化したストーリーの構成

『児童文化研究センター研究論文集11』

『児童文化研究センター研究論文集11』『児童文化研究センター研究論文集11』
(2008年3月発行)

大竹聖美
金素雲(キム・ソウン)の子ども観 —朝鮮の「おさなごころ」と「民族」、『朝鮮童謡選』と郷土の子どもたちへの想い

柗村裕子
昔話における求婚者試験のイメージ —日本昔話とグリム童話の比較から—

山本麻里耶
Is Godzilla a Dragon? — The Differences between Godzilla and Dragons—

高橋尚子
もうひとつの世界の開かれ方 —「ナルニア国ものがたり」と「ライラの冒険」

林佳慧
昔話における子ども像 —日本領有時代の台湾原住民の昔話を中心に

2007年度児童文化研究センター主催講演会「ヨーロッパのメルヒェン」の講演録について

ザビーネ・ヴィンカー=ピーフォ 翻訳:小林将輝
メルヒェン、子どもたち、ハリー・ポッターの魔法の世界 —想像力の産物なのか、それとも徹底的な研究の成果なのか—

ハンス=イェルク・ウター 翻訳:間宮史子
ヨーロッパのメルヒェンと伝説における巨人 —おそれ、望み、排除—

小波日記研究会
巖谷小波翻刻資料 —「伯林日記」(明治三十三年)前半部・俳句等の記録—

『児童文化研究センター研究論文集10』

『児童文化研究センター研究論文集10』『児童文化研究センター研究論文集10』
(2007年3月発行)

八代華子
Mary Poppins 再考 —ノンセンスの観点から

山本麻里耶
ドラゴンのイメージ変遷 —1950年代から1990年代のファンタジーにおける人間がドラゴンに変身する場合とドラゴンが人間に変身する場合について

浅木尚実
子どもの時間・大人の時間 ~ジョン・バーニンガムの絵本を通しての考察

宮本和茂
空間としての闇 —ウィリアム・メイン作品を手掛りに—

志村裕子
宮沢賢治の短編童話作品における擬人化についての一考察 —動物の擬人化を中心に—

小波日記研究会
巖谷小波資料翻刻 —手帳(欧州への船旅、明治三十三年)—

佐々木美和
点描による花畑 —庄野英二『星の牧場』について

伊藤かおり
〈こども〉の物語としての泉鏡花『草迷宮』

木村八重子
白百合女子大学蔵『新板/御伽/繪双紙の始』 —考察および影印・翻刻—

『児童文化研究センター研究論文集9』

『児童文化研究センター研究論文集9』『児童文化研究センター研究論文集9』
(2006年3月発行)

永島憲江
Function and Meaning of Clothes: In the Case of E. Nesbit's The House of Aden, The Magic City, and Wet Magic

山本麻里耶
The Re-created Dragons Based on the Knight Romances and Folktales — The Effects of Dragons' Dining Habits and Minds on Their Bodies —

岸野あき恵
His Dark Materials 三部作でのキリスト教の転倒におけるグノーシス思想の使用について

野口摩利亜
現代児童文学における祖父母の機能についての考察

柗村裕子
昔話「猿婿入り」の再話変遷小史

伊藤かおり
江見水蔭『今弁慶』における一考察

小波日記研究会
巖谷小波資料翻刻 —俳句ノート(明治三十二年)—

『児童文化研究センター研究論文集8』

『児童文化研究センター研究論文集8』『児童文化研究センター研究論文集8』
(2005年3月発行)

永島憲江
Towards the Images of Others in The Story of the Amulet by E.Nesbit

山本麻里耶
逸脱したドラゴンたち —「ものぐさドラゴン」から『はてしない物語』まで

諸星典子
浮遊する日常物語と帰属するファンタジー —『キッドナップ・ツアー』と『西の善き魔女』から緩衝地帯の児童文学を考える—

佐々木美和
転がるタマネギ —ナンセンス要素の探究—

伊藤かおり
泉鏡花「海戦の余波」論

小波日記研究会
巖谷小波日記 翻刻と注釈 —明治三十二年—

『児童文化研究センター研究論文集「児童文学研究大会」別冊特集号』

『児童文化研究センター研究論文集「児童文学研究大会」別冊特集号』『児童文化研究センター研究論文集「児童文学研究大会」別冊特集号』
(2004年3月発行)

記念講演

Peter Hunt
Interesting Times?: Trends in English-Language Children's Literature and Children's Literature Research
今、児童文学がおもしろい? —英語圏の児童文学と児童文学研究の動向— (白井澄子監訳)

ピーター・ハント文献研究プロジェクト
ピーター・ハント文献解題・総論

研究発表

佐々木由美子
日本の幼年文学 —成果・現在・夢—

和田啓子
イギリス児童文学の示す「生きる力」

横田順子
アメリカ児童文学

陶山恵
試論 日本のアニメーション その成果と現在とこれから

大竹聖美
近代日韓児童文化関係史 試論

砂田弘
私の評論史 —児童文学と共に歩んだ半世紀

現場報告

小沼みさ子
私と子どもの本の出版

笠原章子(七海陽)
情報化社会と子どもたち —情報メディアが子どもへ及ぼす影響探求を通じて—

山花郁子
調布発信 —私の読書運動

内藤貴子
研究センターの成果と夢

やたみほ
私の「編みメーション」と絵本制作

『児童文化研究センター研究論文集7』

『児童文化研究センター研究論文集7』『児童文化研究センター研究論文集7』
(2003年3月発行)

間宮史子
「貧しい粉屋の小僧と猫」のテクスト変遷 —『グリム童話集』『グリム童話選集』のテクスト分析

内藤貴子
Skellig に見られるウィリアム・ブレイクの「ヴィジョン」

若松宣子
日本における『くるみ割り人形とねずみの王さま』の受容と変容

マリア・エレナ・ティシ
宮澤賢治とイタリア文化 —『銀河鉄道の夜』と『神曲』を中心に—

柗村裕子
竹富島の昔話における樹木のイメージと超自然性について

林祐子
フィリパ・ピアス短篇作品における子ども像の意味 —"The Tree in the Meadow" を中心に—

浜名那奈
もうひとつの世界との決別 —英語圏の児童文学における第一世界と第二世界

八代華子
『時の旅人』における時間の姿

佐々木美和
坪田譲治考察ノート —「お化けの世界」を中心に—

尾崎るみ
〈少女小説〉の源流 —『少年世界』「少女」欄開設の背景—

小波日記研究会
巖谷小波日記 翻刻と注釈 —明治三十一年—

『児童文化研究センター研究論文集6』

『児童文化研究センター研究論文集6』『児童文化研究センター研究論文集6』
(2002年3月発行)

佐々木由美子
日本の幼年文学における幼児像の変遷試論

マリア・エレナ・ティシ
宮澤賢治と未来派

間宮史子
「灰かぶり」のテクスト変遷 —『グリム童話集』『グリム童話選集』のテクスト分析—

小波日記研究会
巖谷小波日記 翻刻と注釈 —明治三十年—

『児童文化研究センター研究論文集5』

『児童文化研究センター研究論文集5』『児童文化研究センター研究論文集5』
(2001年3月発行)

横田順子
Up from Jericho Tel におけるファンタジー的要素の意味

佐々木由美子
明治期の幼年文学についての一考察

池田美桜
近世における小人像の系譜 —〈島巡り譚〉を中心に—

沼賀美奈子
江戸期から現代までの「かちかち山」絵本の変遷

猪狩友一 木村八重子 竹田修 中川理恵子 松井千恵
巖谷小波日記 翻刻と注釈 —明治二十九年—

『児童文化研究センター研究論文集4』

『児童文化研究センター研究論文集4』『児童文化研究センター研究論文集4』
(2000年2月発行)

池田美桜
明治期における「小人」の意味するところのもの ~グリム童話の翻訳を中心に~

佐々木由美子
幼年文学における一考察 —上澤謙二『新幼児ばなし三百六十五日』を通して

村上健太
第一共和国時代(1918-1939)のチェコ児童文学

横田順子
E.L.カニグズバーグの From the Mixed-up Files of Mrs. Basil E. Frankweiler における教育性と娯楽性

猪狩友一 木村八重子 竹田修 中川理恵子
巖谷小波日記 翻刻と注釈 —明治二十八年—

『児童文化研究センター研究論文集3』

『児童文化研究センター研究論文集3』『児童文化研究センター研究論文集3』
(1999年3月発行)

間宮史子
 『グリム童話集』第2巻初版本(1815年)の研究

今井純子
日本の昔話における「小人」のイメージについて

藤代恵美子
ルーシー・ボストンの文学世界の背景としての Persephone —『海のたまご』との関係において—

藤本朝巳
昔話絵本の可能性を考える —エド・ヤングの Lon Po Po における不可解さの意味—

『児童文化研究センター研究論文集2』

『児童文化研究センター研究論文集2』『児童文化研究センター研究論文集2』
(1998年2月発行)

間宮史子
『グリム童話集』第1巻初版本(1812年)の研究

高鷲志子
絵本『あおくんときいろちゃん』の翻訳をめぐって

川越ゆり
ファージョンの枠物語における“マレイ川の源探求”と“物語る行為のイメージ化”

藤本朝巳
昔話絵本『馬子と山姥』の比較研究 —絵本のテキストはいかにイラストレーションに影響するか—

『児童文化研究センター研究論文集1』

『児童文化研究センター研究論文集1』『児童文化研究センター研究論文集1』
(1997年3月発行)

片岡照子
『宝の島根』の読解

木村八重子
『宝の島根』の挿絵について

桑原三郎
『宝の島根』(天保十二年)と尾崎テオドラの“MOMOTARO, OR THE STORY OF THE SON OF PEACH”

鈴木あゆみ
縮緬本の中の子ども達 A Day with Mitsuを中心に

吉沢園子
今西祐行の歴史小説 —作品に見る宗教性—

鄭元眞
『原語による台湾高砂族伝説集』における異類婚姻譚

水野斎木
受容理論による児童文学作品の分析の試み —宮沢賢治「注文の多い料理店」考—

尾崎るみ
若松賎子のもう一つの顔 —『ジャパン・エヴァンジェリスト』子ども欄の書き手としての若松賎子

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