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水間 千恵 教授(学科長)

専門分野
児童文学、YA文学、絵本

自己紹介・学生へのメッセージ

自己紹介
学生時代から、「性」をキーワードに子どもの本をめぐるイデオロギーを研究してきました。主として扱ってきたのは「ロビンソン変形譚」と呼ばれる物語群。『ピーター・パン』も『宝島』もこのジャンルに含まれます。最近は、絵本からYA文学まで幅広い作品を素材に、物語と読者と社会の関係について考察しながら、子どもや若者の読書環境に思いを巡らせています。

学生へのメッセージ
子どもの本には大人の思いが詰まっています。子どもの本と向き合うと、美しく愛らしいものはもちろんですが、ときには、忌まわしく恐ろしいものまで見えてきます。子どもの本の宇宙には、さまざまな世界へと通じる扉がいっぱい。何が出てくるかはお楽しみ。ぜひ扉を開けて、向こう側をのぞいてみてください。

担当科目

児童文化学科

  • 児童文学史・英語圏 I・II
  • 絵本論
  • YA文学
  • 演習
  • 卒業論文

大学院 児童文学専攻

  • 海外児童文学特殊研究

担当科目の内容

児童文化学科

◇児童文学入門史・英語圏 I・II◇

日本の児童文学・児童文化に多大なる影響を与えてきた英語圏の児童文学について、主要な作家・作品に着目しながらその歴史をたどることで、子ども向けの「物語文化」の変遷と時代や社会との関わりを理解し、現代の児童文学・児童文化をよりよく理解するための基礎的な知識を身につけます。

◇絵本論◇

絵本を文学研究の手法によって論じるために必要な基礎知識を身につけます。用語や理論についての基本事項に加えて、絵が語るストーリーとテキストが語るストーリーを総合的かつ多角的に分析・考察する方法を学び、テーマや表現方法に着目しながら絵本を客観的に批評する力を養うことで、子どもや若者の読書文化における絵本の役割について考えるための手がかりも掴めるはずです。

◇児童文学・YA文学◇

YA文学の歴史を概観したうえで、主要作品に触れながらジャンルの特徴を確認するとともに、作品を生んだ文化や社会の状況をふまえて、現代的な視点から各作品をめぐる論点を把握し、批評する力を養います。多様なメディアに目配りしつつ、YA文学固有のテーマや表現手法に関する基本的な知識を身につけることで、若者の本と読書環境について考えるための素地を整えます。

大学院 児童文学専攻

◇海外児童文学特殊研究◇

「児童文学におけるジェンダー」「児童文学とアダプテーション」「児童文学研究としての絵本論」等、年度ごとに設定したテーマに添って学びを深めます。

業績

  • 『女になった海賊と大人にならない子どもたち――ロビンソン変形譚のゆくえ』(玉川大学出版部 単著)
  • 『子どもの読書を考える事典』(朝倉書店 共編著)
  • 『「時」』から読み解く世界児童文学事典』(原書房 共編著)
  • 『映画になった児童文学』(玉川大学出版部 共編著)
  • 『子どもの世紀——表現された児童文学I』(ミネルヴァ書房 共著)
  • 『「場所」から読み解く世界児童文学事典』(原書房 共編著 共著)
  • 『英語圏の児童文学I——物語ジャンルと歴史』(ミネルヴァ書房 共著)
  • 『英語圏の児童文学II——テーマと課題』(ミネルヴァ書房 共著)
  • 『「もの」から読み解く世界児童文学事典』(原書房 共編著)
  • 『図説翻訳文学総合事典第5巻——日本における翻訳文学(研究編)』(ナダ研究センター・大空社 共著)
  • 『世界児童文学百科 現代編』(原書房 共著)
  • Children’s Literature Global and Local: Social and Aesthetic Perspectives (Novus Press 共著)
  • 『新版オックスフォード児童文学百科』(原書房 監訳・共著)

経歴

早稲田大学法学部卒業後、児童文学研究を追求するために、青山学院大学文学部、中京大学大学院文学研究科、名古屋大学大学院国際言語文化研究科で学び、財団法人大阪国際児童文学館、川口短期大学を経て、現職。博士(文学)。博士論文をもとにした『女になった海賊と大人にならない子どもたち』で日本児童文学学会奨励賞受賞。国際グリム賞選考委員(2024-)、英語圏児童文学会会長(2026-)。

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