2022年度後期の授業・行事等の実施方針について

　　　　　　　　　　　白百合女子大学
学長　髙山貞美 

今夏も新型コロナウイルスの感染が拡大し、なかなか収束の兆しが見えないことに疲労を感じている方も少なくないことと思います。他方、感染対策を十分に行いながら、少しずつできることを広げていく動きも日本全国で見られます。心の通い合う少人数教育を大切に考えている本学といたしましても、ICTの有効な活用方法など、この2年半で得た知見を活かしながら、徐々に大学を通常の状態に戻していくべく、努力を重ねてまいりました。

2022年度後期は、原則として授業は対面で行い、白百合祭も対面にて実施する予定です。課外活動も含め、学生の活発な活動を支援し、すでに再開している海外への留学生の送り出し、海外からの留学生の受け入れについても、さらなる活性化をはかっていきたいと考えております。とはいえ、新型コロナウイルス感染症の流行が収束したわけではありませんし、新たな変異株の発生など懸念材料も残っています。本学としても、状況の変化を注視し、政府の方針に従いつつ、細心の注意をもって感染防止に引き続き努めてまいります。

創立60周年を迎える2025年に向けて、「他者に寄り添い、誠実に行動する」を基本精神に据えて、建学の精神を実質化するための教育の質の向上、学生の視点に立った教育環境の整備・支援体制の構築、広報活動の強化等に取り組み、選ばれる大学としてミッション系大学にふさわしい社会的責務を果たしていきたいと存じます。

皆さまのご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。


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