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アウリオン叢書『パンデミックの言説』(言語・文学研究センター編)を刊行

2022年12月20日



本学言語・文学研究センターは、国語国文学、フランス語フランス文学、英語英文学の3専攻を横断的に連携する研究施設として、大学院で実施しているオムニバス授業をもとにした書籍「アウリオン叢書」を2004年より刊行し続けています。

このたび、日仏独英米印の作家や研究者らによるオムニバス授業から生まれた、叢書として21冊目となる『パンデミックの言説』(弘学社)が出版されました。中でも注目は、ドリアン助川氏の「『積極的感受』という姿勢」です。本学でご講演いただいた樹木希林さん主演映画『あん』の舞台裏であるハンセン病療養所とそこに住む人々の生活を原作者が語る内容で、「弱く小さな人々に手を差し伸べ、他者の苦しみや痛みに寄り添う」本学のヴィジョンの一部に共鳴するものです。ぜひご一読ください。〔責任編集担当:英語英文学科教授 岩政伸治
 
(言語・文学研究センター)
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