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【報告】ニコラウス・コペルニクス大学〔ポーランド〕とのオンライン学生交流会を実施

2023年2月2日

1月31日(火)、中央ヨーロッパに位置する親日国・ポーランドの《ニコラウス・コペルニクス大学》の学生との交流会がオンラインにて行われました。この交流会は、同大学で日本語を専攻している学生たちと、本学で日本語教育を副専攻として学んでいる学生たちが、日本語を使って交流を行うものです。 


▲中世の街並みが残るトルンにある《ニコラウス・コペルニクス大学》

ポーランド側から参加したのは、日本語学科の2年生10名。ポーランドにおいて実際に日本人と会話をする機会は限られるため、今回の交流会は実践的な日本語の会話能力を向上させる格好の機会となります。

一方、本学の学生にとっては、自分が学んでいることを、日本語を学習中のポーランド人学生に対して実践できる貴重な学びの場となります。参加者の中には日本語教員としての進路が決まっている4年生や大学院生もあり、とくによい経験になったことでしょう。

▲笑顔のあふれる交流会となりました

もちろん、それ以上に、同年代の学生がポーランドでどのような学生生活を送っているのか、実際にポーランド人学生から話を聞く機会は得難いものです。全員が簡単な自己紹介をしたあと、ポーランドの学生有志によるポーランドの紹介、白百合の学生による大学紹介を行うと互いの国に対する興味も自然と生まれ、グループに分かれての会話は大いに盛り上がっていました。

ポーランドの教員からも、「普段の授業では見られないような笑顔が見られた」と好評でした。異なる文化・社会に属する人たちとオンライン上とはいえ交流の機会を持つ経験は、刻々と変化する国際情勢を追っていく上で、より具体的に他者を想像する力を育み、本学がモットーとする「つながる力、つなげる力」の育成に役立つものとなったに違いありません。
 

(日本語教育副専攻)
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