本学では、ワクチン接種状況とニーズを把握し学内感染対策検討の参考とするため、4月30日時点でのワクチン接種状況に関するアンケート調査を以下のとおり実施いたしました。回答率は約5割で、以下の集計結果については、あくまで回答された方の集計である点、解釈にご留意をお願いいたします。
ワクチン接種はご本人の判断が尊重されますので、この集計結果の報告により、接種を受けることができないまたは受けるつもりのない方に接種を強要する意図はございません。この集計結果の報告が、持病や体質のため接種を受けることができない方もいる中で、自身と周囲の方々のためにできることを考えるきっかけになれば幸いに存じます。
調査にご協力いただきましてありがとうございました。引き続き感染対策の徹底にご理解を賜りますようお願い申し上げます。
調査期間 2022年4月22日(金)~5月9日(月)
調査対象 在学生、教職員
調査方法 GoogleフォームによるWEBアンケート(無記名)
Q.1 在籍種別と回答率について
在籍種別 | 対象者(人) | 回答者数(人) | 回答率(%) |
在学生 | 1952 | 980 | 50.2 |
教職員 | 515 | 300 | 58.3 |
合計 | 2467 | 1280 | 51.9 |
Q.2 4月30日時点のワクチン接種の状況の割合(%)
回答者の中の3回目接種済みの割合は、在学生は55.9%、教職員は87.3%でした。2回目まで接種済み(3回目未接種)の割合は、在学生は35.8%、教職員は10.3%でした。未接種(0回)の割合は、在学生で7.8%、教職員で2.3%でした。なお、首相官邸ホームページで発表されている同時期5月2日時点の日本全体の3回目接種率は53.6%、東京都20代の5月2日時点の3回目接種率は35.8%で、それらと比較すると本学の3回目接種率は高いことが推測されます。
Q.3 3回目の接種機会の割合(%)
3回目の接種は住民登録のある自治体で接種を受けた方が全体で79.1%、それ以外(その他の関連機関、楽天グループ株式会社、上智大学、大規模接種等)は20.9%でした。
Q.4 2回目まで接種を受け、3回目の接種をまだ受けていない理由(任意・複数選択可)
2回目まで接種を受け、3回目の接種をまだ受けていない方(回答者数382名)のその理由は以下のグラフの通りでした。
5月以降に接種を予定している人が多く、「都合が合えば」「予約がとれれば」「接種券が届いたら」「6ヶ月経過したら」など条件が整えば接種すると推測される人も多いことがわかりました。本学では楽天グループ株式会社様や上智大学様、東京都の大学生向け接種等の情報をこれまでお伝えしてまいりましたように、住民登録のある自治体以外にも接種券があれば接種を受ける機会は数多く用意されています。また厚生労働省の「コロナワクチンナビ」では、ワクチンの種類から接種会場を探すこともできますので、ぜひご活用ください。接種による副反応(発熱等)で対面授業を欠席する場合の手続きはCampusSquareのリンク「新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドライン等に基づく〔対面授業欠席〕について」を参照してください。
一方で、2回目の副反応が強かったので3回目の接種を躊躇、もう少し様子を見て考えたいという慎重さが伺える回答や3回目の接種の必要性を感じないという回答もありました。ワクチン接種の感染予防効果等は時間の経過に伴い徐々に低下するため、感染拡大防止および重症化予防の観点から、2回目接種を完了した方に対して、追加接種が推奨されています。新型コロナウイルスやワクチンに関する情報は私たちの周りに溢れていますが、正しい情報に基づいて、接種を受けないことのリスク(重症化・後遺症など)とも比較したうえで判断することが求められています。
参考:なぜ追加(3回目)の接種が必要なのですか?(厚生労働省 新型コロナワクチンQ&Aより)
参考:追加(3回目)接種ではどのような副反応がありますか。(厚生労働省 新型コロナワクチンQ&Aより)
参考:若い方々へのワクチン3回目接種のお願い(政府インターネットテレビより)
参考:ワクチン接種歴別の新規陽性者数 (首相官邸ホームページより)
【ワクチン接種に関する参考情報】
・首相官邸ホームページ「新型コロナワクチンについて」
(接種率、接種回数別の感染者数、ワクチンに関する正しい知識、ワクチンに関するQ&A など)
本件についてのお問い合わせ先
事務局長室 03(3326)1062