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【報告】御巣鷹山(群馬県上野村)清掃登山ボランティアに本学学生が参加

2022年7月14日

去る6月25日(土)・26日(日)、数多くの乗客乗員が犠牲となった日航ジャンボ機墜落事故の事故現場である御巣鷹山(群馬県上野村)の清掃登山ボランティアに本学学生が参加しました。

今回の取り組みは、上野村役場・上野振興公社との産学官連携の企画「ホスピタリティとボランティア」として、学生が群馬県上野村でのボランティアを通じ、命の重さ、慰霊の意味を学ぶと同時に、地域観光、地域活性化の現場に触れることを目的に行われたものです。



当日は、上野村の黒澤八郎村長のお話を伺い、その後、事故のご遭難者追悼施設である慰霊の園を訪問。事故を風化させてはならないという想いとともに、「安心と安全に基づく信頼」がホスピタリティの基本であることをあらためて強く心に刻みました。その後、学生たちは、御巣鷹山登山道の整備・清掃活動に参加し、村民の方々がこの記憶を守るため、献身的な取り組みをされていることを自らの体験で学びました。 

 

「辛い事故であり、これ以上起きてはならない事故であったためそれを風化させてはなりませんが、人間という生き物は辛いことは少しでも早く忘れたいと思ってしまうのも事実ではあります。しかし、それでも向き合い続ける方々と実際にお会いし、お話を聞くことが出来たことで、私のこれからの生きていく人生や責任をもって仕事をするための心構えができたように思います」
参加した学生の言葉からは、「責任」という2文字が以前よりずっしりと重みを増して感じ取られたことがうかがえました。

(ホスピタリティ・マネジメントプログラム)






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