国語国文学科4年の平塚みのりさんが、4月に情報セキュリティマネジメント試験を受験し、見事合格しました。
この試験は、ITパスポートと同様に独立行政法人「情報処理推進機構(IPA)」が実施する国家試験で、ITパスポートの上位にあたる資格です。政府によるデジタル人材育成推進や、IT学習に対する関心の高まり、スキルの「見える化」志向の強まりもあって、CBT形式でいつでも受験できる利便性から、受験者数が急増しています。 一方で、情報システムを取り巻くセキュリティ上の脅威が多様かつ複雑になっており、試験範囲も拡大。年々難易度が上がっているという声も聞かれます。
そのような中、平塚みのりさんは春休みを利用して試験準備を進め、休み明けに受験し、見事合格しました。実は同じ時期に簿記3級にも挑戦して合格、さらに春休み中には秘書検定の勉強もしており、こちらも合格したそうです。「ちゃんと卒論もやっています!」と笑顔で話す彼女は、「学生時代に取得できる資格は、できるだけ多く取りたい」という目標を掲げて日々励んでいるそうです。
すでにITソリューション企業への内定も決まっており、入社後に向けて、さらに上位の情報処理技術者試験の準備にも取り組んでいます。また、苦手なタイピングを克服するため、Typequickのモニターにも応募し、認定証の取得を目指しているとのこと。さらに学期末には、学内のMOS試験でMOS Excel 365 Expertにも挑戦する予定です。
資格試験に次々と合格し、好調な平塚さん。「思えば、2年生の冬に大学で受験できたExcelのMOS試験がすべての始まりでした……。あの時合格できたことが、今につながっていると感じます!」と、うれしい言葉を聞かせてくれました。
白百合女子大学の情報科目では、実社会で活躍できる人材の育成を目指しています。
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(情報教育センター)