• YouTube
  • Instagram
  • LINE

[発達心理学科] りすぶらん・あんふぁん「リトミックdeりすぶらん」(実施報告)

2025.08.29
教育・研究
500

8月6日(水)台風一過の暑さの中、子育て支援ルーム「りすぶらん・あんふぁん」主催による、ピアノを始めさまざまな楽器に触れながら、音と身体の動きの調和を楽しむプログラム【リトミックdeりすぶらん】が開催されました。


今回のテーマは「海」ということで、会場は砂浜から海が広がっているような装飾でお出迎え。お子さん達も裸足でのびのびと歩き回ってくれました。林田亜都子講師によるリトミックのレッスンが始まると、フレームドラムをトントンと叩いて、お名前とお返事でごあいさつ。ドラムの音にふれて、お子さんたちの表情もたちまち輝いてきます。


ピアノの演奏に合わせて親御さんと一緒にお散歩をして、音が止まったらピタッと止まり、低い音が鳴ったら身体を縮め、たくさん歩いていくと波の音が聴こえてきます。波の音が鳴るオーシャンドラムも、両手で持って傾けてみて、初めて触る楽器に興味津々です。海に到着すると貝殻が出てきて、ツルツルの貝殻やトゲトゲの貝殻、思わず触ってみたくなる子や、恐る恐るお母さんと遠くから見ている子、さまざまな反応がありました。

オーシャンドラム(左上)いろいろな貝殻(右上)おさかなに集まれ(左下)頭にくっついた(右下)

次は海の中に入った気分で、おさかな(フェルト製)が登場します。「さ・か・なが、はねて♬ぴょーん!頭にくっついた♪」という歌に合わせて、身体におさかながくっつくとキャー!という楽しい声も聞こえてきました。おさかなとたくさん遊んだら、今度は貝殻のケースに入ったリトミックスカーフを振って、波を作っていきます。さらに長尺のスカーフで小さな波をジャンプ、大きな波をくぐる、と夢中になるうちにどんどん身体が大きく動かせるようになっていきました。

大波くぐり

最後はエッグマラカスで、浜辺で夕日を眺めるような気分でサンバのリズムに合わせます。会場のみんなでマラカスをシャカシャカ鳴らして、ピアノの伴奏が早くなるにつれて息も合ってきて、音を一緒にしていく楽しさを味わえる時間となりました。

エッグマラカス

林田講師によるリトミックのミニ講座では、「リトミックは音楽と身体の協働を大切にするために、音に反応し、音を可視化し、追視を促すことを目的として計画されている。そのためにさまざまな楽器やモノ(貝殻やスカーフ)など実際に見て触れて五感と筋肉感覚を使う教材を多く取り入れている。」というお話がありました。神経発達心理学の視点からも、何かに反応して動くという随意運動が著しく発達していく乳幼児期に、感覚を刺激して反応を促すことはとても大切です。


保護者の方からも、「家で音楽が流れるとスピーカーに顔を近づけていく」「ピアノのおもちゃを鳴らすのに夢中で時間が過ぎる」「太鼓のおもちゃをたくさん叩いて嬉しそうにしている」など普段からお子さんがいかに感覚を楽しんでいるかのエピソードが語られました。


子育て中には、危険を避けるために行動を制限しなければならない場面もありますが、リトミックの体験を通してお子さんがどんな感覚に喜びを示して身体を動かしているのかという気づきが得られる機会となっていれば幸いです。

(発達心理学科)

TOPへ戻る
HOME
入試情報
白百合について
教育・研究
キャリア支援
キャンパスライフ
社会貢献