グローバル言語・文化教育センターでは全学部・全学科の学生が履修可能なキャリアデザインプログラムとして「グローバルビジネスプログラム(GBP)」と「ホスピタリティ・マネジメントプログラム(HMP)」を開講しており、数多くの卒業生が、学科での専門の学びとプログラムでの実践的な学びを活かして社会で幅広く活躍しています。
そして、そのような卒業生(先輩)と在学生(後輩)が親しく交流し、自身の成長につなげる場が用意されている点も、白百合ならではの魅力の一つです。
今回は、9月24日、25日、10月21日の3日間、先輩が恩師に会いに大学を訪れる機会を利用し、「つながるカフェ×先輩」として、アットホームな雰囲気で語り合うひとときが設けられました。

Kさん(2024年3月文学部英語英文学科卒業)

Kさん(2022年3月文学部フランス語フランス文学科卒業)

Hさん(2020年3月文学部英語英文学科卒業)
目指していた航空業界で世界に羽ばたく
大手航空会社の国際線CAとして世界中を飛び回るKさん(英語英文学科卒業)は、在学中は《国際交流活動団体 コスモポリット》の代表を務め、留学生交流や難民支援、フェアトレード商品の開発、日韓交流などに取り組みました。また、HMPを履修し人との関わりを通じて学ぶ楽しさを実感したそうです。在学生へは「興味のあることに積極的にチャレンジして、大学生活を十分楽しんでください」と温かいメッセージを送ってくれました。
海外インターンシップで育んだ国際的な視野
物流のグローバル企業での勤務経験を持つKさん(フランス語フランス文学科卒業)は、在学中にGBPの科目である「海外企業実地研修」として、米国・サンディエゴでインターンシップを経験しました。現地での挑戦を通して得た「多様な考え方を理解し、行動する力」が社会で働く今も大きな支えになっていると言います。他大学ではなかなか得る機会がない海外インターンシップの経験の魅力と貴重さを在学生に伝えてくれました。
ホテル現場で実感する「ホスピタリティ」の学び
東京タワーに一番近いラグジュアリーホテルに勤務するHさん(英語英文学科卒業)は、在学中《国際交流活動団体 コスモポリット》で、留学生交流やフェアトレード商品販売、難民支援などに取り組みました。現在、フロントで、HMPで学んだ相手の心に寄り添う「深い思いやり」を大切にしながら、訪日外国人のお客様を日々お迎えしています。今回、自身の転職経験や現場で見るインバウンドの高まりについてもリアルな声を届けてくれました。
グローバル言語・文化教育センターでは、卒業生の協力を得ながら「つながるカフェ×先輩」の取り組みを通じ、学生一人ひとりが学生活動やプログラム履修を通じて世界とつながり、自分の可能性を広げる喜びを感じらえるよう、これからも学びの場を大切にしていきます。