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“周産期心理士”を目指し学ぶ白百合生の活動がメディアで取り上げられました

2025.12.05
メディア

リトルベビーのための団体「cheerful(チアフル)」代表の但馬芽吹さんは、今年の春(2025年4月)から本学人間総合学部発達心理学科で学んでいる1年生です。

生まれた時の体重が2500g未満で生まれた赤ちゃんをリトルベビー(低出生体重児)と言い、また、1000g未満で生まれた赤ちゃんは超低出生体重児と呼ばれ、特に専門的な医療ケアが必要となります。但馬さん自身も超低出生体重児として生まれてきた経験から、高校2年生のときに自ら仲間とともにサポート団体を立ち上げ、現在に至っています。

cheerfulの活動のほか、疾患児向け学習支援団体を立ち上げるなど行動力にあふれる但馬さん(左)

11月17日は世界早産児デーにあたり、その活動が、NHK首都圏ネットワーク(11月21日放送)や朝日新聞が運営するメディアサイトwithnewsなどで取り上げられました。

(但馬さんにお話を聞きました)

「cheerful(チアフル)は、現在、私も含めて10名のメンバーで運営しています。学生だけでなく社会人も参加していて、保育士や看護師としてお仕事をされている20代~30代の方々がむしろ多いですね。オンラインなどを活用し、時間を調整して打ち合わせなど行っていますが、深夜になることもあります。

代表としてうまくメンバーをまとめていくにあたって、自身の勉強や経験が足りないなと感じるときもあります。大学ではチームビルディング研修を受けることができるので、今度参加してみようと思っています。学生の活動を応援してくれる環境が白百合にはあって嬉しいですね。

私は、周産期心理士になることを目指しています。そのようなお仕事があることは、自身の経験から知っていましたが、周囲で「あなただったら絶対向いている」と勧めてくださる方がいて、より深く発達心理学が勉強できる白百合で夢の実現に向け、一歩踏み出したところです


cheerful のInstagram上で公開されているメッセージ

但馬さんが目指している「周産期心理士」とは、妊娠期から出産後にかけての周産期医療の現場で、母子や家族のこころのケアを行う臨床心理士や公認心理師のことを指します。低出生体重児の出産や育児に対する不安などに寄り添い、心理的なサポートを提供する仕事です。

(大学経営推進室)

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