11月10日(月)に開催された「2025年度フランス語ディクテコンクール」(主催:フランス語フランス文学科/協賛:白水社)の表彰式が12月1日(月)に執り行われました。フランス語の語学書やフランスの叢書「クセジュ文庫」の出版で名高い株式会社白水社の編集部から伊吹和真氏をお招きし、猪狩友一学長の出席のもと、受験者や学科教職員が顔を合わせ、受験者の挑戦と受賞者の努力の成果を称えました。
この学内コンクールは今年で7回目の実施となりました。
フランス語のDictée(ディクテ)は、読み上げられた文章を正確に書き取る伝統的な学習法です。単語の綴りはもちろん、カンマ(フランス語でvirgule)やピリオド(point)といった記号も読まれるので、これらもきちんと記さなければなりません。フランス語は同音なのに綴りが違ったり、綴っても読まない文字があったりするので、最初はとても難しく感じられますが、練習を重ねれば、聞き取り力も文法力も高めることができます。
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2025年度は4名の学生が最優秀者に選ばれました。
「レベルA」(1年生未習クラス対象)
1年 藤本ひまりさん
「レベルB」(実用フランス語検定3級レベル程度)
2年 伊藤蓮珠さん
2年 篠原史佳さん
「レベルC」(実用フランス語検定準2級レベル以上)
3年 高山朋佳さん
最優秀者には、学科から賞状が、協賛の白水社から「白水社賞」として『まいにちふれるフランス語手帳』と、この手帳の監修を務めたトリコロール・パリさんの特集が組まれた『ふらんす』2025年・11月号が授与されました。また受験者全員にフランス製のすてきなノートが贈られました。
2019年度に開始したこの学内コンクールは、白水社のご協力のもと今年で7回目の実施となりました。今後も「フランス語をがんばりたい!」という白百合生の気持ちによりそいながら実施してまいります。
(フランス語フランス文学科)









