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ホスピタリティの最前線 ― 「だれもが、いつでも、自由に」HIS ユニバーサルツーリズムデスク講師による特別講義を実施

2026.06.16
教育・研究

全学部全学科の学生が履修可能であるホスピタリティ・マネジメントプログラム科目「ホスピタリティマネジメント概論」では、ホスピタリティ業界の最前線で活躍されている方々をゲスト講師としてお招きし、特別講義を行っています。

去る519日(火)、エイチ・アイ・エス ユニバーサルツーリズムデスク所長の高頭大志氏を講師としてお迎えしました。
「ユニバーサルツーリズムデスク」とは、一般のツアーへの参加に不安を抱える方や、申込・手配の際に特別な配慮を必要とする方に対し、専門的な知識とノウハウをもとに、安心・安全・快適な旅行の実現をサポートする特別部署です。

講義では、まず、添乗員が同行し旅行をサポートする「バリアフリー たびのわ」や、手話ができる添乗員・サポーターが同行する「しゅわ旅なかま」「しゅわサポ」など、特色ある旅行商品について紹介がありました。そのうえで、ツアー造成や個人旅行手配において大切にしている考え方について説明されました。

特に個人旅行の手配では、お客様の希望を丁寧にヒアリングし、求めていることを《傾聴》する中で、「できること」と「できないこと」を明確にしていくことが重要であり、それこそが真のホスピタリティにつながるというお話があり、学生たちの心に深く残るメッセージとなりました。また、ホスピタリティは「相手のために自分を犠牲にすること」ではなく、無理な対応や過度な自己犠牲を避けながら、互いに安心できる関係性を築くことが大切であるという説明もあり、学生たちは持続可能なホスピタリティの在り方について理解を深めました。

その後、実際に車椅子に触れながら、利用者とサポーター双方の立場を体験しました。他者に車椅子を押してもらう体験を通して、声かけの重要性や細やかな配慮によって、利用者が安心して移動できることを実感しました。


履修学生からは、「車椅子に乗って初めて利用者の目線を実感できた」「事前のヒアリングの重要性がよく分かった」「HISが旅行業だけでなく、『変なホテル』の運営も行っていることを知り、さらに興味が高まった」「ホスピタリティには一つの正解がなく、人それぞれ異なる対応が求められるため、知識や実体験が必要だと痛感した」「職業選択の幅が広がった」など、多くの感想が寄せられました。

この授業では、今後の実践的な学びとして、ホテルニューオータニ(東京都千代田区)を訪問し、ホテルホスピタリティに関する講義を受講し、館内施設見学と実際にお客さまから人気のレストランで実食し、「食のオータニ」を体感するフィールドワークも予定しています。

(グローバル言語・文化教育センター)

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