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白百合のキャンパスに341種の植物が自生 ― 今も残る牧野富太郎博士監修の薬草園の面影

2026.09.16
お知らせ

東京府北多摩郡神代村下仙川に開設された「津村薬草園」があった地に本学キャンパスがあります

このたび、東京農工大学農学部植生管理学研究室が取り組んでいる「新・北多摩植物誌プロジェクト」での植物相の調査が、本学キャンパスで行われました(第1回目調査:2025年8月/第2回目調査:2026年5月)。

この植物調査はキャンパス全域にわたり、自生する植物(植栽・栽培されている植物以外の種子植物とシダ植物)を記録するものです。調査に当たられた東京農工大学吉川正人准教授からは次のようなコメントをいただいています。「白百合では、在来種221種を含む341種が記録できました。その中には東京都内では絶滅の危機に瀕している植物も含まれており、地域の生物多様性の維持に非常に重要な役割を果たしていると考えられます。」

国の登録有形文化財に指定されている「めぐみ荘」も薬草園時代から今日まで受け継がれているものです

本学キャンパスは、かつて津村順天堂(現・株式会社ツムラ)が生薬学研究のために設立した「津村薬草園」でした。

津村順天堂の創立者である津村重舎(1871-1941)は植物学者の牧野富太郎(1862-1957)と親交が深く、牧野が創刊した日本初の植物学研究誌『植物学雑誌』の廃刊の危機を救い、親子二代にわたって手厚い支援を続けました。1924年の津村薬草園設立の際には牧野富太郎も顧問として監修に携わり、当時の園のパンフレットにも名前が残っています。

薬草園は戦後その役割を終えて閉鎖され、1965年に白百合女子大学のキャンパスとして生まれ変わりましたが、今もなお豊かな自然が残り、牧野富太郎が愛した植物の数々を見ることができます。


(大学経営推進室)

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