今回のプログラムでは、「カンボジアはなぜ貧困が起こるのか」をテーマに、チームごとに企画を立て、スラムの子どもたちを支援するNPOの方々にプレゼンテーションを行いました。カンボジアの学生や日本の他大学から参加した学生たちとのディスカッションを通じて、活発に意見を交わしながら課題について考えました。
異文化×SDGs×リアルな学び
本学では、国外において文化や価値観の異なる人々と協働する力を育み、主体的に課題に取り組む経験を得る機会として「海外文化共創研修」(カンボジア/アメリカ)を実施しています。
国民の平均年齢が低く、若者や子どもで活気あふれるカンボジアでの研修は、日本とカンボジアの大学生が協力し、SDGsをテーマとした活動を通じて、異文化理解やチームワーク、コミュニケーション力を高めるものです。今年は8月3日から15日まで、首都プノンペンで実施され、本学の学生も参加しました。
国境を越えて、学び合う

クメール語で挑む、街角インタビュー
現地での実地視察では、街中でのインタビューやスラムの子どもたちとの交流を行いました。自動翻訳機を活用しながらクメール語で質問する中、識字に関する課題を身近に感じる場面もありました。また、意図が十分に伝わらず、現地の方を不快にさせてしまう経験から、異なる文化や価値観を持つ人々と関わる難しさと、相手の言葉や背景を理解することの大切さを学びました。

「決めつけないこと」から広がる学び
貧困について学ぶ中で、経済、施設、衛生、人という視点から課題を捉え、特に「人の心を動かすこと」が負のサイクルを変えるきっかけになるのではないかと考えました。そこで、子どもたちと触れ合う村では、将来の夢を絵に描いてもらい、その絵を図書館に飾るプロジェクトを実施しました。

参加した学生は、貧困という状況だけで現地の人々の暮らしや気持ちを決めつけることはできないと気づきました。自分の目で見て、耳で聞き、視野を広げる経験を通じて、現地の方々と共に歩むために何が必要かを考える機会となりました。
「今までの人生で一番忙しくて充実した2週間だった」と振り返る学生。今回の研修で得た学びを今後につなげるため、「自ら学ぼうとする姿勢」を大切に、これからも学びを深めていきます。
(グローバル言語・文化教育センター)









