新着情報

学生と同窓生が難民支援にかかわる活動を積極的に展開(Meal for Refugees〔M4R〕開催/アルペなんみんセンター訪問)

2023年12月23日

難民の故郷の味を学食で伝えるプロジェクト「Meal for Refugees(M4R)」を開催
国際交流活動団体「コスモポリット」と認定NPO法人難民支援協会とが協働

12月4日(月)~8日(金)、本学学生による国際交流活動団体「コスモポリット」が企画した、難民の故郷の味を学食で伝えるプロジェクト「Meal for Refugees(M4R)」を開催しました。「M4R(Meal for Refugees)」は、日本に逃れてきた難民の家庭料理を学食のメニューとして導入し、食べることを通じて難民を知ってもらうことを目的とした活動です。1食あたり20円が寄付という形で、難民の支援に活用されます。
今年は昨年に引き続き戦禍に苦しむ「ウクライナ」の料理にフォーカスしたメニューを提供。5日間で計284食を本学学食にて販売し、その売上の一部が難民支援協会へ寄付されました。

NPO法人アルペなんみんセンター(鎌倉市)をコスモポリットの学生と同窓生が訪問
難民の方々と農作業を通じて交流し、国内の難民の状況やセンターの役割を学ぶ

12月15日(土)、「コスモポリット」が企画したフィールドワーク「ー難民の友に 難民と共にーアルペなんみんセンターを訪ねてみよう」に、本学学生、同窓生とその家族が参加し、鎌倉市十二所にある「NPO法人アルペなんみんセンター」を訪問しました。
「アルペなんみんセンター」は、2020年4月より始まった、鎌倉にあるイエズス会の修道院を活動の拠点とした、最大30名の難民の住まいや暮らしを支援できる施設です。当日は、上智大学の方々と一緒にアルペ農園にて野菜の収穫を行い、お昼は難民の方が作ってくださったスリランカ・カレーをいただきました。その後、シェルターで生活されている難民の方のお話を伺い、同法人の漆原氏より国内の難民の方々の現状やセンターの活動、そして入居中の難民の方々の様子を伺いました。学生にとって昨年に引き続き2度目の訪問となりましたが、同窓生とそのご家族と一緒に訪問するのは初めてのことで、同窓生と在学生の交流の機会ともなり貴重なひと時となりました。 

 

参加者からの感想(抜粋)
・テレビやネットニュースでは、よく耳にしていた難民という言葉でしたが、実際に対面でお会いし、現状を知ると胸が苦しくなりました。日本は難民に対しての考え、取り組みがまだまだだということを実感したと同時に、移民、異文化を受け入れた際の治安、宗教や文化の違い等、様々な問題が挙がってくるのだろうと感じました。これからの課題は、自分達に何ができるか問い続け、微力ながらも、こうしてボランティア活動に携われることができたら良いなと実感いたしました。

・今回娘と参加させていただきましたが、難民の方からのお話を実際に伺い、かなり衝撃を受け、びっくりしていたようでした。同時になにも知らなかったから知ることができて良かった、もっと知りたいとも言っており、連れて行って良かったと思いました。とても、充実した1日を過ごすことができ、またこのような機会がありましたら、ぜひ参加したいです。

~~ 世界規模課題に興味のある学生は、Cosmoporite(コスモポリット)へ ~~

国際交流活動団体Cosmoporite(コスモポリット)では、今後も世界規模課題のイベントを開催予定です。
興味のある学生は、お気軽にコスモポリットにご参加ください。皆さんのお越しをお待ちしています。

(国際交流オフィス)

 

    Page Top