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学生と教職員81名を対象に「ユニバーサルマナー検定3級」団体受験を開催(ホスピタリティ・マネジメントプログラム)

2023年12月13日

ユニバーサルマナー検定とは、自分とは異なる立場にある人の視点にたち、適切な行動をするために必要な心構えや行動、コミュニケーションスキルを身につける検定として、株式会社ミライロが主催するものです。高齢者や障害者、性的マイノリティ、外国人など、多様なバックグラウンドの方々が求めている配慮の実践について体系的に学び、身につけることを目的とした資格です。


社会の中で他者と積極的につながり、共に幸せになれる道を見出し、勇気をもってつなげていく「つながる力、つなげる力」を大切にしている本学は、ユニバーサルマナーの理念に強く共感し、ホスピタリティ・マネジメントプログラムのコーディネーターを中心に企画し、ユニバーサルマナー検定3級の団体受験を開催することとなりました。

当日は、講師として聴覚に障害のある薄葉ゆきえ氏をお招きしました。「自分とは違う誰かの視点に立ち、適切な理解のもと、さりげない配慮を心がけ、多様な方へ積極的に歩み寄る際にはどうすれば良いか」を考えていくことをご講義いただき、その後グループワークを行いました。障がいのある方から直接お話をうかがうことは初めての学生も多く、大変貴重な機会となりました。

学生からの感想
・他者に寄り添うことの本当の意味を学ぶことができた。気持ちを胸に留めるのではなく、言葉にして、行動に移していきたい。
・今まで障害者や高齢者への接し方がよくわからず少し避けてしまっていたが、薄葉先生の講義を受けて、コミュニケーションの大切さが分かった。
・無関心と過剰の間の「さりげない配慮」が大切なことを知れてよかった。

今後もホスピタリティ・マネージメントプログラムでは、お互いを尊重しながら、障がいの有無等によって誰も排除されることのない共生に興味を持ち、学びを深めたい学生に対して、チャレンジできる環境を整えていく予定です。

(ホスピタリティ・マネジメントプログラム)

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