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ホスピタリティ業界をめざす学生が《ザ・キャピトルホテル東急》での現地視察授業を受けました

2024年2月15日

 ホスピタリティ・マネジメントプログラム科目である「ホスピタリティマネジメント概論」(担当 島田由香教授)の履修者が、131()赤坂にあるザ・キャピトルホテル東急に視察し講義を受けました。この授業では、ホスピタリティ業界に興味がある学生に向けて、その事業内容、企業が取り組むホスピタリティ、未来のビジョンを学び、今、社会で求められるホテル、エアラインについて、業界の方々から直接学ぶと同時に観光・宿泊業の生の現場を視察し、学びの確認をすることを目標としています。


今回訪問したザ・キャピトルホテル東急は、世界的に権威あるトラベルガイド「フォーブス・トラベルガイド」が発表した2023年の格付けにおいて「ホテル部門」で最高評価の5つ星を3年連続獲得しています。館内では小島恭之副支配人と人事総務の青木政規マネジャーの説明を受けながら見学させていただきました。14室あるスイートルームをはじめ、各種客室、ラウンジ等をまわり、実務的なお話を伺うことができ、学生たちは今春の就職活動に向け決意を新たにすることができました。

(学生からの感想)
・客室やロビー、また働く社員の方々の様子など様々な部分からお客様に「Wow」を感じてもらうための工夫を感じた。特に印象に残ったことは、日本らしさがいろいろなところに織り込まれている点。例えば、ロビーでは木目調の天井や生花、客室では飴や障子、ライトのデザインや低いベッド、また廊下やフロントのアートワークなど、ほんの小さなことからも「和」を感じることができた。ホテルに入るだけで日本を感じられる点は、海外からいらっしゃるお客様にとって魅力的かつ、おもてなしの心が感じられるのではないかと思った。また、匂いという点からも日本らしさを感じた。実際に地下の入り口から入った瞬間、とても良い匂いに包まれた。後から、この香りには檜などが使われており、ここにも日本らしさが詰まっているのではないかと思った。海外からいらっしゃったお客様だけでなく、ホテルを長年ご利用くださるお客様にとっても我が家に戻ってきた、というような安心感を香りからも感じていただけるのではないかと考えた。

・SDGs
への取り組みも積極的に行われていることも印象に残った。特に海外の富裕層の方はSDGsを意識されていて、ホテルで取り組みが行われていないと宿泊先の選択肢にも入れてもらえない、というお話には大変驚いた。アメニティやハンドソープ、缶に入った水、
紙の利用規約の廃止など、時代に合わせて変化をしていることが感じられた。また、ただ新しいものに変えるだけでなく、変更後もお客様に変わらず満足いただけているか反応を確認しその声を活かしている点で、とてもお客様に寄り添ったホテルだと感じた。

 

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