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ホスピタリティ業界をめざす学生が《ホテルニューオータニ》での現地視察授業を受けました

2024年3月2日

 ホスピタリティ・マネジメントプログラム科目である「ホスピタリティマネジメント概論」(担当:島田由香教授)の学外授業(2月9日実施)にて、ホテルニューオータニ(千代田区紀尾井町)を視察し、講義を受けました。


 
この授業では、ホスピタリティ業界に興味がある学生に向けて、その事業内容、企業が取り組むホスピタリティ、未来のビジョンを学ぶとともに、今、社会で求められるホテル、エアラインについて、業界の方々から直接学ぶ機会を提供しています。
今回訪問したホテルニューオータニは、1964(昭和39)年、東京オリンピックの開催に伴いグランドオープン、「東京サミット」などの国際会議や、天皇陛下の「即位の礼」「晩餐会」などの舞台としても名高いホテルです。一流ホスピタリティを持つ場所だけが選ばれる格付けガイド「フォーブス・トラベルガイド」の最新版で、日本初となる計9つの星を受賞しています。
 


講義では、宿泊産業の多様化、コロナ禍など荒波の中、開業60年を迎え、その圧倒的な規模を維持し、国内はもちろんのこと世界各国の国賓をもてなす迎賓の場として選ばれ続ける理由や5つ星獲得するために意識していることなど、ニューオータニのホスピタリティを教えていただきました。
日本庭園、ザ・メイン(本館)ロビーフロア、宴会場「鳳凰」、チャペル、神前式幸福殿、江戸の文化と伝統を凝縮し体感できる新江戸ルームなどを見学し、大観苑にて料理を試食もしました。トップレベルのホスピタリティの現場で進められる《新たな体感価値の創出》について理解と考察を深めることができました。

【学生の感想】
・館内見学や説明をうかがい、改めてホテルニューオータニの素晴らしさや日本の伝統文化を守りつつ新しいことにも目を向けていることに気付きました。私が目指しているホテル企業に就職したいという気持ちがさらに高まりました。

・今回の視察を通して学んだことの一つは働き方です。一つの職種にとらわれるのではなく、様々な部署を経験し成長していくことができることがとても魅力的でした。視察前までは、ホテルに入社できたなら、フロントラインでお客様と直接関わりたいと思っていましたが、今回、お話を伺い国際的な会議などの担当や法人の方への営業などにも将来挑戦してみたいと思うようになりました。色々なことに挑戦し多くの経験を積みながら、長く働くことができる環境もホテルニューオータニで働く魅力の一つだと感じました。

・お部屋見学では、「新江戸ルーム」を見学させていただきました。お部屋に入ると、檜の独特な香りがして、このお部屋の魅力を目だけでなく鼻でも感じることができました。私が宿泊者だとしたら、机の上に置かれていた日本酒、ハーブティーがあることには、お風呂以外にも新江戸ルームならではの楽しみことがあるのは嬉しいなと思いました。檜のお風呂だけでなくお部屋のベッドの模様やスリッパなどの細かいところで日本らしさを感じることができ、日本人の私でも楽しみが詰まったお部屋でした。ホテル内でも中国語を話す人や韓国語を話す人を見かけたので、このようなお部屋や日本庭園があるホテルニューオータニは海外の方にも魅力的に映っていることを感じることができました。
(ホスピタリティ・マネジメントプログラム)
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