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コバルト文庫50年の歴史から少女カルチャーを読み解く ― 集英社と児童文化学科がコラボしたシンポジウムを開催【報告】

2026.06.19
教育・研究

シンポジウムの様子はメディアでも取り上げられました(読売新聞 2026年6月9日付朝刊「コバルト文庫創刊50周年…魅力再構築、少女小説の夢続く」▲上記画像からリンク)

集英社コバルト文庫の創刊50周年を記念するイベントとして、5月30日(土)に本学キャンパスにて「コバルト文庫創刊50周年記念シンポジウム」が開催されました。

半世紀にわたり多くの読者に物語との出会いを提供し、日本の少女カルチャーや若者の読書文化の形成に大きな役割を果たしてきたコバルト文庫。

三部構成で行われた本シンポジウムでは、本学人間総合学部児童文化学科の教員が第二部から登壇。研究者の視点からその歩みを振り返るとともに、作品が読者にもたらした影響や、物語をめぐる文化の広がりについて考察しました。

第一部では人気作家の桑原水菜さんと今野緒雪さん、書評家の嵯峨景子さんによるトークショーが行われました

第二部で登壇したトミヤマ准教授(左)と山中准教授(右)

第三部で行われた登壇者全員によるクロストークの様子


【教員コメント】

トミヤマ ユキコ 准教授(児童文化学科)

大充実の一日でした。コバルト文庫を通じてたくさんの方々とつながることができたこと、マンガ研究者としてたくさんの刺激をいただいたことに、感謝しきりです。児童文化学科とコバルト文庫の絆が今後ますます深まることで、研究方面にもきっといい影響があるでしょう。女子大ということもあり、日頃は緑の中でささやかに学びを深める本学ですが、たくさんのお客様をお迎えしての学術イベントもいいものですね(またやりたい)!

 

山中 智省 准教授(児童文化学科)

ご参加をいただきました多くの皆様、誠にありがとうございました。「コバルト文庫創刊50周年」という記念すべき年に、本学にて星敬氏旧蔵書の寄贈受け入れと、それを踏まえたシンポジウムや関連企画の開催を実現できましたことを、本当にうれしく思います。現代少女小説を牽引してきたコバルト文庫の作家と作品、そして、同文庫が築いてきた少女カルチャーの数々について、後世に伝えていくための取り組みを今後も進めて参ります!

なお、本学は、今年2月、SF研究家であった故・星敬氏の旧蔵書のうち、コバルト文庫が刊行した少女小説の作品群を対象に寄贈の受け入れを発表しました。

コバルト文庫は、現代の少女小説の発展に寄与した作家と作品を世に送り出し、今なお多くのファンを持つ少女小説レーベルです。少女小説は、時代ごとの女性像やジェンダー観、さらには多様なジャンル、メディア、文化の要素が反映された存在であるため、児童文学・文化研究にとっては重要な研究資料の一つになります。

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5/30(土)コバルト文庫創刊50周年記念シンポジウム開催記念企画展示の報告(白百合女子大学図書館)
※ シンポジウム当日は本学図書館にて企画展示「新井素子作品展 ― 資料でたどるSF×少女小説の軌跡 ―」も開催しました

(大学経営推進室)

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