白百合女子大学大学院パンフレット
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122) 「中間発表会」等の機会を設け、口頭による研究発表の方法についても学ぶ3) 加えて、言語・文学研究センター主催の英語圏文化・文学コロキアム研究会に参加を求め、学内外の研究者の研究発表と討論の場に参加して学ぶ機会を設けている。また、言語文学に関するより深く幅広い教養や知識を身につけるために、「オムニバス」科目を履修することができる。英語英文学専攻では、修了認定・学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる能力を身につけるため、以下のように教育課程を編成・実施する。1) イギリス文学・文化、アメリカ文学・文化、英語学・英語教育学、国際社会・文化領域の専門にかかわる学識を得ると同時に、専門分野の論文や資料を読み解き、自らの課題を発見、調査、論考、発表する能力を養うために、それぞれの分野の演習科目を置いている。学修の集大成として修士論文作成、ないし特定の課題についての研究の成果作成を課している。「修士論文指導」科目、「特定の課題に関する研究指導」科目において、論文や研究成果として完成する方法を学ぶ機会を設けている。機会を設けている。● 修士課程:2年イギリス文学・文化、アメリカ文学・文化、英語学・英語教育学、国際社会・文化の4つの領域を柱に、言語文化の多種多様な世界を研究の対象としています。また、オムニバス授業などを通じて学際的な議論を活性化し、新たな視点を見いだすことができます。教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)言語、文学、文化を探る本専攻では、イギリス文学・文化、アメリカ文学・文化、英語学・英語教育学、国際社会・文化の4つの領域を主要な柱に据え、英語圏の言語文化の多種多様な世界を研究対象としています。英語学の分野においては、言語研究だけでなく英語教育の研究および授業も行われています。文学・文化においては、イギリス・アメリカを中心にして世界のバラエティに富んだ作家・作品を扱うほか、時代ごとの文化や社会の特色について学べる授業が展開されています。知識を深めるとともに、論理的思考力と研究能力を鍛える国際化と情報化が加速する現代にあって、幅広い領域にまたがる対象を洞察して的確にとらえ、分析・解明するためには、優れた英語運用能力と高度で柔軟な研究能力が要求されます。本専攻では、学部で学んだことを土台として、さらに、専門的な知識と分析力・思考力を併せ持ち、各専門分野における研究と教育に積極的に貢献できる、有能な人材の育成を目指しています。修士課程から、オムニバス授業で学際的視野を広げる文学や言語文化を理解するためには、さまざまな周辺領域について知識を持ち、ときには英語圏を超えた多彩な文化的・社会的コンテクストの中で研究対象をとらえることが必要となります。本専攻ではこのような大きな枠組みに立った理解の必要性を重視し、もともと博士課程のみで行われていた、英語英文学・国語国文学・フランス語フランス文学の3専攻合同のオムニバス講義に、修士課程の院生でも参加できるようにカリキュラムを改めました。これによって早い段階から、学際的な視野を広げる機会が得られ、自分の研究に生かすことができます。英語力の強化とともに、学際的な視野と高度な研究能力を養う英語英文学専攻

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