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【報告】商品企画に取り組んだ学生が 全日空商事 事業部長に提案発表(グローバルビジネスプログラム)

2023年1月27日

 
▲学生による提案発表と全日空商事志賀事業部長からの講評の様子
 
グローバルビジネスプログラム(GBP)必修科目である「ビジネススキル」の授業では、さまざまなビジネスシーンで活躍する上で必要となる「社会人基礎力」の習熟を図っています。また、その際には、単に知識として基礎力を理解するにとどまらず、企業から提供される課題に取り組む中で実践的に体得するプロセスを取り入れています。
 
今回はANAグループの総合商社である全日空商事(株)事業部長の志賀氏より課題が出され、学生たちは昨年末からグループに分かれて取り組み、このたび商品企画の提案発表を行いました。
 
実地調査を踏まえた、よりリアリティのある提案の中での気づきを求めるため、設定された課題は「キャンパスに一番近い某スーパーの惣菜売り場に、新メニューを提案せよ」というもの。学生にとっては一見イメージしやすいものではありますが、むしろ限定したフィールド設定における企画提案の難しさがそこに潜んでいます。
 
学生たちは学んできた知識やスキルを活かしながら、さまざまな角度から市場やターゲットを分析し、アプローチ方法にも工夫を凝らしました。そして、その最終的な提案メニューでは、ファミリー層を狙った健康志向でお得感のあるお惣菜や、今流行りとなっている韓国料理を中心に取り入れたメニュー、大豆ミートを使用した新規メニューなど、ユニークなアイデアが紹介されました。
  
志賀事業部長からは、小売業のビジネスも展開している同社における類似の商品開発のノウハウをもとにした講評があり、こうした商品企画では、市場から商品へと話を展開させる際に「物語」が重要になるとのアドバイスがありました。「社会に出たら正解はない、自ら仮説を立てて立証する《 try and error 》を繰り返すことが大事である」と、企業の第一線で活躍されている方からの体験談を交えたお話は、学生への力強いエールとなりました。

 

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(グローバルビジネスプログラム)
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