ソニー銀行との産学連携プロジェクトで学生が最終成果発表。最優秀チームはソニー銀行本社でのプレゼンテーションへ

白百合女子大学は、ソニー銀行株式会社（代表取締役社長：南啓二／本社：東京都千代田区／以下 ソニー銀行）と産学連携協定を締結しています。

ソニー銀行は、企業理念に「フェアである」ことを掲げる個人のお客さまのための資産運用銀行です。協定に基づき、このたび、本学で全学部全学科を対象に開講するグローバルビジネスプログラムの1年次必修科目「グローバルビジネスI」（担当：上野由佳准教授）において、ソニー銀行と連携した課題解決型プロジェクトの最終プレゼンテーションが行われました。
このプロジェクトでは、学生たちが、提示された金融に関する2つの課題にチームごとで向き合います。2ヶ月半にわたる取り組み期間と中間発表を経て、去る1月23日（火）にソニー銀行の皆様を前にしての最終成果発表に至りました。当日は、ソニー銀行の親会社であるソニーフィナンシャルグループ株式会社 執行役員 尾河眞樹氏も特別審査員としてお迎えしており、学生たちにとってはより一層緊張感のある場となりました。

尾河氏からはどのプレゼンテーションも甲乙つけがたく素晴らしいものであったとのコメントをいただき、学生ならではの柔軟な発想も高く評価されました。さらに「伝える、伝わる力はビジネス界でも同じぐらい重要である」とのアドバイスがあり、これは学生たちにとって大きな気づきとなりました。

本プロジェクトは、ソニー銀行担当者と本学担当教員が企画段階から協力して組み立てたものです。授業を進めながら履修学生の達成状況や理解度を観察し、学生にとって最善の学びとなるようにきめ細やかな軌道修正も行いました。そして、この期待に応えるかのように真剣に取り組み、情報収集やグループ内での課題解決に試行錯誤しながらも発表資料をまとめ、直前までリハーサルを何度も行う学生たちの姿がそこにはありました。このプロセスを通じてリーダーシップスキル、協働力、発信力を大いに向上させるとともに、自分の強みや今後の克服すべき課題も見つけることができました。

今回、最優秀チームに選ばれたチームはソニー銀行本社を表敬訪問し、代表取締役社長 南啓二氏と代表取締役副社長 鈴木隆行氏にプレゼンテーションをさせていただく予定です。